乾燥肌・肌荒れが悪化?!ストレスにもご用心を
ストレスが体に与える悪影響はさまざまですが、実は肌にも大きな影響を与えています。
ストレスが肌の乾燥を招く理由とは?
肌のバリア機能が低下する
ストレスや疲れがたまると、血管が収縮して、肌の温度が下がります。
そのため皮膚のターンオーバーが乱れがちに。
その結果、肌が乾燥しやすくなります。
冷えによる肌への負担
ストレスは新陳代謝機能を低下につながり、体の冷えを引き起こします。
冷えは血行不良、ターンオーバーの乱れ、水分量の低下などを引き起こす原因になり、結果、肌を乾燥させます。
ホルモンバランスにも影響が
ストレスを受けると、女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌が減少しやすくなるといわれています。
ストレスによりエストロゲンが減少すると、肌の潤いやハリが失われて、乾燥を招いてしまいます。
保湿ケアだけではなく、ストレスケアで乾燥改善を
保湿ケアだけではなく、ストレスケアも♪
乾燥対策として、毎日保湿ケアをしていても、ストレスが原因で肌が乾燥してしまう場合もあります。
ストレスを解消するために、リラックスする時間をつくったり、ストレッチなど体を動かしたり、好きな音楽や映画をみたり、ゆっくり入浴、アロマで香りを楽しんだり……。
乾燥肌に効く!内側から潤いを育む「保湿食材」
ビタミンA
ビタミンB
肌の新陳代謝を活発にして、肌の乾燥から起こる炎症を抑える作用がかきむしり肌にも効果的。
豚肉、レバー、卵、大豆、納豆など
ビタミンC
乾燥肌を防ぐたえに必要な肌のコラーゲン生成を促す。老化を防ぐ抗酸化作用が高い。
パプリカ、レモン、ブロッコリーなどの野菜や果実など
ビタミンE
血行を促進して肌の代謝を活発にする、抗酸化作用も。また、しわやたるみなど老化を引き起こす過酸化脂質を分解してくれる効果もあります。
ごま、アーモンド、ナッツ類、大豆、アボカドなど
セラミド
皮膚を外部の刺激から守り、角質層の水分を保持する効果が。食事からもセラミドを増やすことができます!
こんにゃく、しらたき、大豆、黒豆、ひじき、ワカメなど
α-リノレン酸、亜鉛
細胞膜をつくる原料になり、細胞分裂をサポートする効果が。α-リノレン酸は「セラミド」をつくる原料にもなります。
アマニ油、えごま油、魚油、亜鉛、牡蠣、赤身の肉、卵黄、たらばがに、たらこなど
乾燥肌に良い栄養素はどれも身近で手に入るものばかり♪
スキンケアで外から潤いを与えるとともに、食事で内側から潤いを育む習慣を意識してみてくださいね!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
乾燥が悪化すると、ニキビ、肌荒れ、老化など肌トラブルを引き起こす原因になります。