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乾燥するのにニキビが!日本人に多い「混合肌」 タイプを意識したニキビ・美尻ケア♪

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日本人に多いといわれる「混合肌」タイプとは?

私たちの肌は、周囲の環境に左右されています。たとえば、ヨーロッパなど寒い国では湿度の低さや気候から「乾燥肌」の方が多く、年中カサつきを感じる方も少なくないそうです。

一方、日本は高温多湿で四季がある国なので、肌の状態も不安定で肌質が変わりやすいという特徴があります。

春~夏にかけて汗や皮脂でベタつく「脂性肌」にかたむき、秋~冬にはカサつきが気になる「乾燥肌」になったり……。

コロコロ変わる気候についていくのは想像以上に大変なことです。四季がある国に住むと気候の変化によって乾燥肌と脂性肌が混ざった「混合肌」になりやすい傾向があるといわれています。

体の部分ごとに皮脂の分泌量は変化する

もともと皮脂は顔や体の部分によって、分泌量がことなっています。

顔と頭皮、体といった各部位の肌の違いは、皮膚厚さと皮脂分泌量にあります。

顔の皮脂分泌が平均1として、額(おでこ)にだけ7~9程度の皮脂があるケースも!

また個人によって皮脂分泌に差があるので、ベタつく箇所とカサつく箇所を見極めることも大切なポイントになります。

日頃から鏡でチェックしながら自分の体の皮脂が多い部分と少ない部分を把握して、「皮脂の多いところはよく洗って清潔さを保つ」「皮脂の少ないところは保湿化粧品で潤いを十分に与えるようにする」など部位に合わせたケアを心がけてみましょう♪

まずはケアをしながらベタつく部分と乾燥する部分をチェックしてみてくださいね!

混合肌のピークは20代~30代、年齢による変化も!

皮脂の分泌量は、年齢や季節によっても変わってきます。寒くて乾燥しやすい冬と蒸し暑い夏では、なんと皮脂量は2倍になるのだとか!

ですから夏は脂性肌になり、冬は乾燥肌気味、という方も少なくないようですね。

年齢による変化にも注目!

皮脂量は一般的に20代がもっとも多く分泌されて、中高年になると皮脂腺の働きが低下して、ベタつく部分も普通肌や乾燥肌になってくるケースが目立ちます。

そのため「混合肌」は20代~30代までの方に多く、40代以降は基本的には混合肌から普通肌・乾燥肌に変化することが多いのです。

その変化を見逃して、以前のままのケアを行っていると……乾燥肌になっているのに、「背中やお尻はベタつくから、保湿ケアは控えめに」と必要な保湿ケアが足りない可能性も出てきてしまいます。

ニキビの原因は皮脂の過剰分泌です。過剰に皮脂が分泌されると毛穴につまり、ニキビのもとアクネ菌が発生します。

肌が乾燥すると「皮脂を多く分泌しよう」と認識して過剰分泌につながります。

ご自身の肌状態をきちんと見極めて、乾燥している部分とベタつく脂性肌の部分を知り、ケアの方法を部分ごとに変えることを意識したいですね。

では次に、混合肌が起こす肌トラブルもチェックしてみましょう♪

ニキビや黒ずみが悪化?「混合肌」が引き起こす症状

混合肌が引き起こす肌トラブルは?

1.顔ニキビ、お尻ニキビ

皮脂の分泌が過剰な部分は毛穴が詰まりやすくなり、アクネ菌(ニキビ菌)が繁殖して、ニキビができやすい状態になってしまいます。

ニキビを治そうと皮脂を取る強い洗顔料や塗り薬を使いすぎると、逆に刺激からダメージを受けて乾燥を招くことも。

すると乾燥から肌を守るためまた皮脂が過剰に分泌されてニキビ菌が繁殖します。

混合肌の方は全身すべて同じケアではなく、部分的にスキンケアの方法や量を変えてみましょう。

2.毛穴の黒ずみ

皮脂と肌表面の角質が混ざってできた「角栓」が酸化すると、毛穴が黒ずんで見えます。皮脂分泌が多い小鼻まわりによくみられる症状です。

お尻ニキビができやすい部分も皮脂と角質が混ざり黒ずみやすいです。黒ずみを改善するには角質ケア(ゴマージュ)をするのがオススメです。

角栓ケアもやりすぎると乾燥を招くので、週1回、2回程度を目安に行いましょう♪

3.敏感肌になりやすくなる

お尻ニキビの部分はベタつきや皮脂が気になり、過剰に洗いすぎてしまうことも……。すると必要な皮脂まで奪われてしまい、肌のバリア機能が低下してしまいます。

その結果、肌荒れやニキビができやすい「敏感肌」になってしまうこともあります。

洗いすぎには注意をして、ベタつく部分だけ泡立てた石鹸でやさしく洗うなど、洗うケアも部分によって変えてみるのがオススメです。

4.ハリツヤ不足になりやすい

ベタつく部分ばかりに注目して、さっぱりする化粧品を全体に使っていると乾燥した部分の潤いが不足して、ハリツヤが失われたり、シワになることも。

潤い不足や過剰な保湿ケアになって、肌トラブルを引き起こさないために部分ごとに保湿ケアや化粧品を変えるなどの工夫も必要ですね♪

乾燥しがちな部分は重ね塗りなど念入りな保湿ケアをして、ベタつく部分は量を少なくする、油分を避けるなどの工夫が美尻づくりに役立ちます♪

おわりに

いかがでしたでしょうか?

「混合肌」は日本人に多く見られる肌タイプ。自分がどんな肌なのかしっかり認識することでお手入れの効果もグッと上がりますよ!

ぜひ自分の肌タイプに合わせてお手入れをしてみてくださいね。